鉄腕ダッシュ!アフリカツメガエル、加藤英明2019年12月22日放送

アフリカツメガエルXenopus laevis.加藤英明.淡路島.2.jpg


兵庫県の淡路島のため池で、アフリカ南部原産のアフリカツメガエルが大繁殖!地主さんが知らないうちに…
ため池の数多くで確認されるようになりました。

口に入る生き物は何でも食べてしまうアフリカツメガエル。
周辺ではトンボの数が減ったとの声も!
害虫を食べてくれるトンボが減ると、イネへの影響も!?


生命力が強いアフリカツメガエルは、
池を干しても、湿った地中で何カ月間も潜み…
雨が降れば島内に張り巡らされた水路を伝って移動し…
完全水棲だが、跳ねて陸上を移動することも…
たとえ大雨で海に流れ出ても、耐塩性が強く隣の河川に移動する!

野外に定着したアフリカツメガエルを放置すれば、今後、島内に広く拡散する恐れがあります。
そんな厄介な外来生物の捕獲に挑む!

捕獲されたアフリカツメガエルは、一流のシェフによっておいしい料理に仕上げられました。


アフリカツメガエルXenopus laevis.加藤英明.淡路島.1.jpg

注意:田畑など私有地に許可なく入ることはやめましょう。また、所有者の許可なく池の生物を捕ったり生物を持ち込んで放流したりすることはやめましょう。


<アフリカツメガエル>
・アフリカ大陸南部地域原産
・完全水棲 ※陸を跳ねて移動することがある
・体長約12p
・低温で休眠。※冬季は泥に潜る
・野外での産卵は6月頃。大きなメスは直径1.2 mmほどの卵を5000個産む
・卵は2日でふ化。幼生(オタマジャクシ)は3か月ほどで変態してカエルの姿になる
・野外では2年ほどで性成熟する
・寿命は15年以上

アフリカツメガエルは、可愛らしい顔と動きのため、全国各地で観賞用に販売されています。
しかし、長寿で飼育環境での寿命は30年とも!
購入前に、最後まで飼育できるかしっかり考えましょう。


野外に放さない!逃げられない!
取り扱いには注意が必要です。
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加藤英明、カミツキガメを追う! 児童書

加藤英明、カミツキガメを追う!
2019年10月31日発売!
環境教育、保全教育の導入に最適!

加藤英明、カミツキガメを追う.静岡大学.jpg


カミツキガメがなぜ日本の川や池にいるのでしょうか。
どうしたらいいのでしょうか。


身近な自然環境で起きている問題を知り、どの生物をどのように守るのか。生物の何を守るのか。カミツキガメ問題を通して、身近な生物の保全について考えましよう!


加藤英明、カミツキガメを追う.カミツキガメ1.jpg


カミツキガメが好きだからこそ、捕まえなければならない!

生命の尊さ感じる!責任感を育てる!
生き物への親しみを持ち、大切にしましょう!

外来種撲滅には時間がかかります。
地域・行政と一緒に問題を解決する!
外来生物の適切な取り扱いが大切!
持続可能な防除の仕組みを考えてみましょう。


私たちにできることは…

加藤英明、カミツキガメを追う.罠.jpg
罠の使用には県知事の許可が必要(静岡県内水面漁業調整規則)

カミツキガメは、生きた状態で許可なく運ぶことはできません。
飼育・譲渡も禁止されています(外来生物法)。
見つけた場合は、最寄りの警察・行政に連絡し、その指示に従いましょう!
※カミツキガメを運ぶことになった場合は、衣装ケースなど箱に入れ、直接触れない状態にしましょう。

行政に持ち込まれたカミツキガメは、その後殺処分されます。不幸な命を増やさないために…定着初期に対応し、早期解決を目指しましょう。

参考:カミツキガメ防除の手引き(環境省)
防除の手続き・捕獲方法・計測方法・処分方法 など
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要注意!静岡県で繁殖!?オキナワキノボリトカゲ!

静岡県で、オキナワキノボリトカゲが捕獲されています!
静岡県.オキナワキノボリトカゲ.加藤英明.1.jpg

オキナワキノボリトカゲは、奄美諸島と沖縄諸島に固有のトカゲで、環境省のレッドリストでは絶滅危惧U類に位置付けられています。沖縄の森でキノボリトカゲに出会う機会は、年々少なくなっている印象で…
野外から消えることのないように、大切に守りたい生き物の一つです。

そんな絶滅危惧種が、静岡県の野外で数多く目撃されています。
しかし、人為的に持ち込まれたオキナワキノボリトカゲは、“国内外来生物”として扱われ、静岡県の野外から全て取り除く必要があります。

捕獲された個体は、再び原産地に戻されることはありません。それは、原産地における採集場所がわからなく、さらに原産地と異なる細菌やウィルス、寄生虫の感染の恐れがあるためです。
オキナワキノボリトカゲは愛玩用に飼育される場合がありますが、厄介者にされないように最後まで責任を持って飼育しましょう!


静岡県でオキナワキノボリトカゲが初めて確認されたのは、2008年の夏。その後も目撃情報が多々あり、野外で越冬して繁殖していると考えられます。原産地の沖縄諸島と奄美大島諸島では、最低気温が0℃を超えることはありません。そのため、オキナワキノボリトカゲは静岡県の野外で越冬することは不可能と考えられていました。しかし、静岡県以外では、宮崎県と鹿児島県でオキナワキノボリトカゲの定着が確認されていて、宮崎県日向市の過去最低気温は−4.6℃。一方、静岡県の調査地の最低気温は、過去10 年間で−3.7℃。容易に越冬できるようです。

静岡県内で本種が見つかった場所では、5回の調査で16個体が捕獲されています。捕獲されたメスの体内には卵があり、産卵も確認されていることから、野外で繁殖していることが示唆されます。

静岡県.オキナワキノボリトカゲ.加藤英明.2.jpg
どの個体も雌雄ともに頭胴長が45 mm を超えていて、性成熟に達していました。メスには卵も!


オキナワキノボリトカゲは、比較的温暖な地域であれば定着が可能なため、要注意です。
九州に定着したオキナワキノボリトカゲは重点対策外来種に指定されています (環境省, 2015)。

※オキナワキノボリトカゲDiploderma polygonatum polygonatumは、静岡県や神奈川県に定着した台湾産のスウィンホーキノボリトカゲDiploderma swinhonisと異なり、頭部腹面に白色の斑紋はありません。また、オスは頭部腹面の中央が橙色や黄色に色づき、さらに自然環境下において、全身が緑色で体側に黄色い縦条があり、体長が他の亜種の最大値よりも大きいのが特徴です。
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