冬にも水が必要です!

Rana japonica.JPG

ニホンアカガエルの産卵(静岡市)
2月に産卵を開始しますが...田んぼに水がないと産卵できません。
ニホンアカガエルを守るには、冬水田んぼが効果的です。
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別種それとも同種?静岡県のオカダトカゲ!

Plestiodon latiscutatus.jpg

オカダトカゲ(三島市)

静岡県東部には、オカダトカゲとニホントカゲが生息しているとされています。

その違いは、オカダトカゲの体鱗列数が28列、ニホントカゲの体鱗列数が26列(どちらも例外あり)。オカダトカゲの後鼻板が比較的大きく…と言っても個体変異があり、外見ではなかなか区別がつきません。

そこで、遺伝子を比較すると、
オカダトカゲ(三島産)
  12SrRNA:CATTCTCTACCATAGAGAACACGAACAGCTTAA…
ニホントカゲ(静岡産)
  12SrRNA:CATTTTCTGCCACAGAAAACACGAACAGCCTAA…

確かに違いはあるようですが..写真のオカダトカゲは体鱗列数が26列。
交雑による遺伝子浸透が進行している可能性があります。
遺伝子汚染が懸念されるので、これらのトカゲを人為的に移動しないようにしましょう!

Plestiodon japonicus.2.jpg
ニホントカゲ(静岡市)
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おとなしいけど要注意。ミナミイシガメ!

Mauremys mutica.jpg

ミナミイシガメ(静岡市)
静岡県では西部から東部まで各地で捕獲されています。外来種。
ベトナムや中国、日本の西表島や石垣島に分布しているカメです。
色形は個体変異が大きいので、静岡で捕獲されても産地の特定はできません。
様々な種類のカメと雑種を形成するので注意が必要です。
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田んぼのイネを守る、ニホンイシガメ!

Mauremys japonica.1.jpg

ニホンイシガメ
初夏、里山の谷川に棲むニホンイシガメたちが、田植えを終えた田んぼにひっそりと現れます。彼らの狙いは、外来種のジャンボタニシ。薄い殻につつまれたジャンボタニシをムシャムシャ食べた後は、周辺の緩やかな流れの用水路で一休み。

ジャンボタニシは“アップルスネイル”と呼ばれるだけあって、カメたちにとってはおいしいリンゴ飴のようなもの。ニホンイシガメは上手にジャンボタニシの殻をパリパリ砕くと、軟らかい肉質とともにつるっと飲み込みます。そしてまたジャンボタニシを探しに田んぼの中を徘徊します。

ニホンイシガメは、イネを食害するジャンボタニシや水に落ちた害虫を食べる役割を果たします。
田んぼに現れるニホンイシガメを大切に見守りましょう。
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静岡県の河川に侵入する、中国産クサガメ!

Chinemys reevesii.1.jpg

中国南部のクサガメとDNAが一致した個体
捕獲したクサガメのDNAを解析してみると、静岡県には遺伝的に異なる複数グループのクサガメが存在することがわかりました。その中の一つは、中国産と一致します。外部形態の比較では、中国産は体色が比較的明るく甲羅が赤みを帯びる傾向があります。
しかし、遺伝子型と形態的特徴が一致しないこともあり、過去から現在まで続く移入個体放逐による遺伝子浸透が進行しているようです。

古くから日本人に親しまれているクサガメは、韓国や中国、台湾といった地域にも広く分布しています。これらの地域間での遺伝的差異は小さいですが、産地の分からない個体や外国から輸入された個体は、野外に逃げ出さないようにしっかり管理しましょう。
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