冬にも水が必要です!

Rana japonica.JPG

ニホンアカガエルの産卵(静岡市)
2月に産卵を開始しますが...田んぼに水がないと産卵できません。
ニホンアカガエルを守るには、冬水田んぼが効果的です。
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地味だけど…アカイシサンショウウオ!

Hynobius katoi.1.jpg

アカイシサンショウウオ
静岡県にはアカイシサンショウウオが生息しています。沢周辺の石や倒木の下に隠れ棲んでいますが、個体数が少ないためか、出会うことは極稀です。全長12pほどの日本産小型サンショウウオです。

形態に変異があり、斑紋のない個体は別種に思えるほど。そんな時はDNA配列をみると一安心。正体がはっきりわかります。
この個体からDNAを採取し配列を調べてみると…
D-loop:
ACTTTATTAACATTGGAGTAACGCGGTGTACATATTATGTATATAG
TACATTCATCTATTTGCCCCATGGAAGTGTTTCTGTGCCCTTCTG
ATTTTTGATTTTACCAACAGGCGAGAAACCACCAAGCTGACCCCC
GAAGATCCAACATCCAGATCTATGGACATTTCTCGTAGATGTATT
ATCTTTTAACTTGAACCGG…

アカイシサンショウウオのDNA配列と一致しました。

アカイシサンショウウオは環境の変化に弱い生き物です。奥山から標高600m前後の人里近くの山林にまで分布しますが、人為的な影響を受け絶滅が危惧されています。今後さらなる調査研究、保護に向けた取り組みが必要です。
アカイシサンショウウオ.Hynobius katoi.jpg




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正体不明!?サンショウウオの幼生出現!

Hynobius kimurae.1.JPG

〇〇サンショウウオの幼生
沢の脇にある大きな岩を動かしてみると、染み出し水の中にサンショウウオの幼生が現れました。
発見場所は、アカイシサンショウウオの生息地。
ヒダサンショウウオの幼生に似ていますが、“もしかしたら“と思い、DNA解析を行いました。
すると…
D-loop(捕獲した個体):ATTTTATCATCATTTGAGTAACGC…
アカイシサンショウウオ :ACTTTATTAACATTGGAGTAACGC…
ヒダサンショウウオ----:ATTTTATCATCATTTGAGTAACGC…

残念ですが、アカイシサンショウウオとは一致しませんでした。
この幼生の正体は、ヒダサンショウウオ。DNAの比較は決定的ですね。

外見では不確かな幼生も、DNAを比較すると種が明らかになります。
DNA解析は裏付けをとるために大切な作業です。
また次に期待します!

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腰をギュッと握ります!ウシガエル!

Rana catesbeiana.jpg

ウシガエル(磐田市)
アメリカから移入されたウシガエルが、県内各地で定着しています。大食で、トンボやバッタ、カエルやネズミまで口に入る生き物は何でも食べてしまいます。可哀そうですが、見つけたら捕まえ、その場で殺処分することが好ましいです。警戒心が強いので、そっと近づき、ウシガエルの腰をギュッと握り捕まえます。

特定外来生物に指定されているため、生体の移動や飼育はできません。オタマジャクシを捕まえた時には、ウシガエルではないかよく確認しましょう!
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ヤモリじゃないよ!イモリだよ!

アカハライモリCynops pyrrhogaster.加藤英明2.jpg

アカハライモリ(静岡市)
よく“ヤモリ”に間違えられますが、“イモリ”です。
私たちの身近な環境にも棲んでいますが、最近は見かける機会が減っています。
イモリを守るには、産卵と幼生の成長に適した止水域、そして越冬に適した陸地が必要です。
生息環境を守るとともに、過剰な採集は控えましょう。
イモリはペットとして国内で広く流通しています。脱走が上手なので、飼育する場合は蓋のあるケージで飼育しましょう。購入した別産地の個体が野外に侵入すると、遺伝子汚染を引き起こすので注意が必要です。
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