おとなしいけど要注意。ミナミイシガメ!

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ミナミイシガメ(静岡市)
静岡県では西部から東部まで各地で捕獲されています。外来種。
ベトナムや中国、日本の西表島や石垣島に分布しているカメです。
色形は個体変異が大きいので、静岡で捕獲されても産地の特定はできません。
様々な種類のカメと雑種を形成するので注意が必要です。
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田んぼのイネを守る、ニホンイシガメ!

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ニホンイシガメ
初夏、里山の谷川に棲むニホンイシガメたちが、田植えを終えた田んぼにひっそりと現れます。彼らの狙いは、外来種のジャンボタニシ。薄い殻につつまれたジャンボタニシをムシャムシャ食べた後は、周辺の緩やかな流れの用水路で一休み。

ジャンボタニシは“アップルスネイル”と呼ばれるだけあって、カメたちにとってはおいしいリンゴ飴のようなもの。ニホンイシガメは上手にジャンボタニシの殻をパリパリ砕くと、軟らかい肉質とともにつるっと飲み込みます。そしてまたジャンボタニシを探しに田んぼの中を徘徊します。

ニホンイシガメは、イネを食害するジャンボタニシや水に落ちた害虫を食べる役割を果たします。
田んぼに現れるニホンイシガメを大切に見守りましょう。
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静岡県の河川に侵入する、中国産クサガメ!

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中国南部のクサガメとDNAが一致した個体
捕獲したクサガメのDNAを解析してみると、静岡県には遺伝的に異なる複数グループのクサガメが存在することがわかりました。その中の一つは、中国産と一致します。外部形態の比較では、中国産は体色が比較的明るく甲羅が赤みを帯びる傾向があります。
しかし、遺伝子型と形態的特徴が一致しないこともあり、過去から現在まで続く移入個体放逐による遺伝子浸透が進行しているようです。

古くから日本人に親しまれているクサガメは、韓国や中国、台湾といった地域にも広く分布しています。これらの地域間での遺伝的差異は小さいですが、産地の分からない個体や外国から輸入された個体は、野外に逃げ出さないようにしっかり管理しましょう。
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マムシ出現!

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ニホンマムシ(静岡市)
夜行性の毒蛇ですが、昼間も活動します。
昼夜を問わず、森や水辺に近づく時は足元に注意しましょう。

ニホンマムシは特定動物に指定されているため、生体の保管や飼育には県知事の許可が必要です。
見つけても家に持ち帰らず、そっと見守りましょう。
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条件が揃うと現れます、シロマダラ!

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シロマダラ(静岡市)
静岡県では山麓を中心に西部から東部まで広く分布しています。積極的に活動しない性格のため、出会うことは稀。高温と乾燥を嫌うヘビで、好みの条件が揃うまで岩の隙間にじっと隠れて出てきません。気性は穏やかではなく、危険が迫ると首をS字に曲げて威嚇します。派手な体色とそんな姿勢が災いし、人里に現れると殺されてしまうこともしばしば。シロマダラは無毒のヘビなので、噛まれても心配ありません。

シロマダラDinodon orientale.2.jpgシロマダラが餌とする生き物は、小型の爬虫類。飲み込める大きさのトカゲやヘビを捕食します。
狙った獲物の体に噛みつくと、素早く体を巻きつけ締め上げて、獲物を頭から丸呑みにします。
おぞましい真夜中の晩餐…

静岡県版レッドリストのカテゴリーでは情報不足に位置づけられていますが、意外と身近に潜んでいます。出会っても驚いて危害を加えないようにしましょう。
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