アリゲーターガー出現!静岡県の外来種!

アリゲーターガー1.加藤英明HideakiKato.jpg

アリゲーターガー(静岡市)
北アメリカ原産の大型肉食魚、アリゲーターガーが県内の河川で目撃されています。人を襲うことはありませんが、水生生物を捕食し静岡県の自然生態系を破壊します。アリゲーターガーは、観賞魚として幼魚が飼育されますが、成長すると2mを超えてしまいます。丈夫な魚で野外での越冬が可能ですが、池やプールが用意できない場合は、安易に飼育しないようにしましょう。やむを得ぬ事情で飼育できなくなった場合は、購入店に相談してください。

放流が相次げば、古代魚として魅力あるガーパイク類の飼育が禁止されてしまいます。
特にゲームフィッシングとしての放流は禁物です!
現在、目撃個体の捕獲を試みています。
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たくさん増えても…メダカを放流してはいけません!

ヒメダカ.Oryzias latipes.加藤英明.jpg

観賞用または理科の教材として飼育されるメダカですが、実際は産地が不明なものばかり。
そんなメダカが私たちの身近な川に入り込むと、遺伝子汚染を引き起こしてしまいます。
改良品種のヒメダカも、野生種のクロメダカも、一度飼育したメダカを野外に放すことは禁物。最後の1匹まで大切に飼育してください。

メダカを保護する場合は、生息地の環境を改善することが最優先です。自然環境の中で、土着のメダカを増やしてあげましょう。
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鉄腕ダッシュ!タウナギ、加藤英明2017年6月25日放送

タウナギMonopterus albus.加藤英明HideakiKato.静岡大学2.jpg

息継ぎのために顔をあげるタウナギ。タウナギは大きくなるとオスは縄張りを持ちます。一方、小柄な個体は住処を共有することがあります。一斉に顔を出し、ポンピングする様子は…好きな人にはたまりません。
この行動は口腔内の粘膜を介して酸素を取り入れるもので、タウナギは口の中に空気を蓄え、それを定期的に入れ替えます。

タウナギは、ウナギと異なりエラ蓋がありません。胸鰭も腹鰭も。さらには浮き袋も。
眼は小さく、視力が悪いためか、目の前に近づくものには何にでも咬みつきます。
大食なため、野外に入り込んで繁殖してしまうと、生態系に悪影響が。もちろん水田の水を抜いたりする農業被害も発生します!

タウナギの赤血球は大きく、血中の密度も高いため、料理の際に濃い血液が流れ出ます。この血は低酸素状態に耐えるもので、真夏の水たまりや水路など、高温で溶存酸素が低い状態でも生き抜くことができます。本種は低温にも耐えられ、日本の寒い冬は湿った環境に入り込み越冬します。
※水温が下がれば代謝は下がるので、息継ぎなしで水中に留まります。

そんなタウナギを野外で捕獲し、プロの料理人が最高の料理に仕上げました!
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日本に定着!身近に潜むタウナギの脅威!

タウナギMonopterus albus.加藤英明HideakiKato.静岡大学.jpg

タウナギは、東アジアから東南アジアまで広く分布します。現在、日本には中国から数多く輸入されていますが、古くは1900年代に朝鮮半島から持ち込まれたと考えられています。

タウナギは全長80cmにもなり、日本にはタウナギを食べるような天敵は数少なく、奈良県や静岡県、愛知県、和歌山県や鹿児島などで繁殖しています。

タウナギは泥が堆積する濁った環境を好み、人が利用する水田やその周辺にも生息します。
しかし…畔に巣穴を掘ることから、水田の水が抜け、農業被害を引き起こします。田んぼの水が一晩で抜けてしまうことも!

性転換するタウナギは45pを超える頃にオスになり、メスは約2年で性成熟に達して産卵します。繁殖は7月頃から始まり、オスは餌を食べずに卵を守り、孵化後の仔魚はオスの口腔内で育ちます。子どもを守る習性も、生き残りに有利です。今後、タウナギを放置すれば個体数は増え続け、分布域は広がることでしょう。

寿命は長く10年以上。飼育すれば愛嬌のある可愛い魚ですが、野外に放すことは禁物です。
野外に定着している個体は、早急に取り除く必要がります。



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グッピーの放流注意!静岡県藤枝市の池で捕獲

静岡県.グッピーPoecilia reticulata.加藤英明HideakiKato静岡大学.jpg

グッピーは南アメリカ原産の外来種で、日本には観賞用に輸入されています。耐寒性は低く、本州の野外では越冬できずに死んでしまいます。しかし、温水が流れ出る場所では冬を越えることもしばしば。温泉街の水路などで野生化した個体を見かけることがあります。

卵胎生で子どもを産むカダヤシの仲間ですが、カダヤシよりも動きは素早く、汚れた環境でも耐えられます。
外来種のカダヤシを追いやることも…
日本の生態系に与える影響は大きいと考えられます。

本種が全国的な問題に発展することはなさそうですが、沖縄では各地で繁殖し、分布を広げています。
飼育できなくなった個体を川や池に放すことのないように、気をつけましょう。

グッピー(Poecilia reticulata)
全長:オス3.5cm、メス5cm
性成熟:3ヶ月
繁殖:卵胎生で一度に数十匹の仔魚を産む。※1回の交尾で数回産仔可能
水温:15℃以上で越冬可能
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