現地レポート第49弾! モンテネグロの自然と動物〜後編〜

ヘルマンリクガメEurotestudo hermanni.Herpetolofauna. 加藤英明HideakiKato.jpg
険しい崖に棲むヘルマンリクガメ(Eurotestudo hermanni)。日当たりのよい斜面を好む

ヘルマンリクガメE hermanni.卵eggs.Herpetolofauna. 加藤英明HideakiKato.jpg
地中に産み付けられたヘルマンリクガメの卵。30℃以下ではオスが生まれ、33℃以上であるとメスが生まれる。卵は2〜3か月ほどで孵化するが、秋に生まれた卵は翌年の春に孵化する

ヘルマンリクガメEurotestudo hermanni. 鼠蹊甲板ingunal.加藤英明HideakiKato.jpg
モンテネグロ北部には、鼠蹊甲板がない小型の個体(左:甲長15p)と鼠蹊甲板がある大型の個体(右:甲長18p)が混在する。さらにはこれらの中間の形質をもつ個体がいる

ヒョウモンナメラElaphe situla.Herpetolofauna. 加藤英明HideakiKato.jpg
ヒョウモンナメラ(Elaphe situla)。イタリア半島やバルカン半島、ヨーロッパ南東部の乾燥した沿岸域に分布する。全長1mほど。模様は様々で、斑紋や縦縞がある

著書
モンテネグロの自然と動物〜後編〜. 2013. ビバリウムガイド, 62:79−83.加藤英明.
(概要:古都コトルの断崖絶壁に暮らすリクガメたち, アドリア海沿岸部に生息するヘルマンリクガメEurotestudo hermanniの形態的特徴とDNA比較調査, リクガメの卵探し, ヒョウモンナメラElaphe situlaの生態など)

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現地レポート第47弾! パラワンの自然と動物〜後編〜

レイテヤマガメSiebenrockiella leytensis. 加藤英明HideakiKato.jpg
レイテヤマガメ(Siebenrockiella leytensis)。甲羅は偏平で、前方の縁甲板は大きく突出する。椎甲板はイチョウ型。甲長30pほどに成長する。幻のカメとされるが、パラワン島では古くから原住民に食され、近年まで町の市場で食用やペット用に数多く販売されてきた

1920年にフィリピンのレイテ島に棲む新種として発表されましたが、実際にはパラワン島に生息していることが1988年になって明らかになりました

Palawan.レイテヤマガメS. leytensis. 加藤英明HideakiKato.jpg
未開の地が広がるパラワン島は、とにかく移動が困難である。目指すは北部の山岳地帯。その先に広がる平地には、パラワン島固有の希少なカメが棲むと聞く

マレーハコガメCuora amboinensis kamaroma.Palawan 加藤英明HideakiKato.jpg
湿地に生息しているマレーハコガメ(Cuora amboinensis kamaroma)。危険を感じると泥の中に潜り、姿を消す。現在、パラワン州では許可なく野生動物を飼育することが禁止されている


著書
パラワンの自然と動物〜後編〜. 2013.ビバリウムガイド, 60: 78-81. 加藤英明.
(概要:レイテヤマガメSiebenrockiella leytensisの現状調査, 記載と再発見の歴史, ドゥマラン島のカメの生態. ノコヘリマルガメCyclemys dentate, マレーハコガメCuora amboinensisなど)

MOVE「は虫類両生類」. 2013. P38. 矢部隆・加藤英明
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祝!ウガンダ共和国独立50周年記念パーティー

Congratulations on the 50th anniversary of the Uganda independence!
10月9日はウガンダ共和国の独立記念日です。50周年にあたる今年は、世界の政・官・財・学をはじめとする様々な分野より、数多くのゲストが祝賀パーティーに招待されました。

Uganda.ウガンダ独立50周年記念.jpg
(経団連セレモニーホール)

今後も、世界各国を訪れて調査研究を行うとともに、大自然の魅力を紹介いたします!
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現地レポート第46弾! パラワンの自然と動物〜前編〜

希少パラワンミズオオトカゲVaranus palawanensis. 加藤英明HideakiKato.jpg
パラワンミズオオトカゲ(Varanus palawanensis)。パラワン島とその周辺の小島に分布する。頭部が白く、体の斑紋が比較的小さい。ミズオオトカゲの亜種Varanus salvator nuchalisとされていたが、2010年に別種として記載された

パラワンヒキガエルIngerophrynus philippinicus. 加藤英明HideakiKato.jpg
パラワンヒキガエル(Ingerophrynus philippinicus)。パラワン島とその周辺の小島に分布し、低地の小川や山地の谷川で繁殖する。体長は7p前後

ノコヘリマルガメCyclemys dentata.Palawan 加藤英明HideakiKato.jpg
森の中から丸太を担いだ原住民が現れた。すると、ノコヘリマルガメ(Cyclemys dentata)は、すぐに危険を察知して逃げ出した


著書
パラワンの自然と動物〜前編〜. 2012. ビバリウムガイド, 59: 64-67. 加藤英明.
(概要:オオトカゲが棲む森, カメを食べる人々, 夜のジャングル探検など. パラワンミズオオトカゲVaranus palawanensis, ノコヘリマルガメCyclemys dentataの生態, ビントロングArctictis binturongなど)
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現地レポート第45弾! クロアチアの自然と動物

ドブロブニクDubrovnik.herpetofauna.加藤伊英明HideakiKatoedited.jpg
赤レンガの屋根が折り重なる街並みに、朝日が差し込む。ハトが飛び立ち上空を旋回すると、ネコが目を覚まして背を伸ばす。城壁都市、ドブロブニクの一日の始まりである

ダルマチアトガリハナイワカナヘビDalmatolacerta oxycephala.加藤英明HideakiKato.jpg
城壁の隙間を住処にしているダルマチアトガリハナイワカナヘビ(Dalmatolacerta oxycephala)。全長約15p。天敵は人間が持ち込んだネコ。城壁の隙間を最後の砦とする

バルカンミドリカナヘビLacerta trilineata.加藤英明HideakiKato.jpg
荒れ地で生き物を探すと、太陽の光を浴びて光り輝くエメラルドグリーンのトカゲを発見した。アドレア海の宝石、バルカンミドリカナヘビ(Lacerta trilineata)である。全長40cm。大型のカナヘビの仲間で、一年に数回、1度に最大20個もの卵を産む。生息環境の破壊や農薬による影響で個体数が減少している


著書
クロアチアの自然と動物. 2012. ビバリウムガイド, 58: 69-73. 加藤英明.
(概要:アドリア海の生き物, ドブロブニクの城壁に守られるトカゲたち, DNAの比較から推定するリクガメ分散の歴史. バルカンミドリカナヘビLacerta trilineata, ダルマチアトガリハナイワカナヘビDalmatolacerta oxycephala, ダルマチアヘルマンリクガメEurotestudo hermanni hercegovinensisなど)
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