静岡県の河川に侵入する、中国産クサガメ!

Chinemys reevesii.1.jpg

中国南部のクサガメとDNAが一致した個体
捕獲したクサガメのDNAを解析してみると、静岡県には遺伝的に異なる複数グループのクサガメが存在することがわかりました。その中の一つは、中国産と一致します。外部形態の比較では、中国産は体色が比較的明るく甲羅が赤みを帯びる傾向があります。
しかし、遺伝子型と形態的特徴が一致しないこともあり、過去から現在まで続く移入個体放逐による遺伝子浸透が進行しているようです。

古くから日本人に親しまれているクサガメは、韓国や中国、台湾といった地域にも広く分布しています。これらの地域間での遺伝的差異は小さいですが、産地の分からない個体や外国から輸入された個体は、野外に逃げ出さないようにしっかり管理しましょう。
| このブログの読者になる | 更新情報をチェックする