蓮華寺池公園の池で、生物調査を行いました。
自然観察『ヒデ博士と生き物調査』
2013年4月21日、5月12日(日曜日)9:30〜11:00
まずは隣接する郷土博物館の講義室で授業を受け、その後は池で水辺の環境を学びます。
コイやフナの稚魚を確認!
大きなアカミミガメを捕獲!
野生化したアカミミガメは、とても凶暴で、指を近づけると咬みつきます!
甲羅の形状から、最近池に捨てられたものと判明しました。
※小さなミドリガメが成長した姿で、北アメリカ原産の外来種です。
アカミミガメはあごの力が強いので、一度咬みついたら、なかなか放しません。
水辺には危険がいっぱい!?
安全な水場に到着すると、みんなで生物調査!
ドジョウやスジエビ、ヨシノボリなどを記録しました。
外来種のブラックバスやブルーギル、コイなどが侵入できない場所には、まだ在来の生き物たちが暮らしています。
蓮華寺池の現状は?
池が造られた400年前には生息していなかった『外国の生き物たち』でいっぱいでした。。
しかし、ナマズやウナギなど、古くから人々とかかわりのあった生き物たちの姿も見ることができました。
今後も積極的に外来種を駆除することで、池の自然を回復させましょう!
捕獲された生き物は、郷土博物館の水槽で展示されます!
主催:藤枝市郷土博物館
講師:加藤英明(静岡大学)