静岡大学教育学部で野生動物を学ぶ!そして教員になる!

静岡大学教育学部の加藤研究室では、フィールド調査を中心とした野生動物の研究を行います。
研究対象とする動物は、魚類から両生類、爬虫類、哺乳類と幅広く、形態形質やDNA塩基配列などにおける変異をもとに、系統や進化、生物地理、保全に関する研究を行います。
例えば、淡水カメ類では、日本の固有種であるニホンイシガメの現状調査を行い、絶滅が危惧される地域個体群の効果的な保全方法の確立に向けた取り組みを行っています。
身近な生き物を見分ける力、環境を評価できる力を身につけ、さらに、外来生物が在来生物に与える影響の調査を通し、国内外の様々な生き物との正しい関わりを学び、伝えることのできる人材を育成します。
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麻機遊水地自然再生シンポジウム 外来生物

麻機遊水地の自然を語る〜在来生物を脅かす外来生物〜

麻機遊水地は、全国各地で失われつつある貴重な自然が残る場所です。しかし、外来種の増加により、在来の動植物の育成・生息環境が奪われようとしています。麻機遊水地の自然の現状を学ぶとともに、未来を考えましょう!

麻機遊水地.外来生物シンポジウム.jpg

外来種って何?在来生物に与える影響は?どのように取り除くことができる?
私たちと遊水地の生き物との関わり方についても考えましょう!

日時:平成25年12月15日(日)
     13:00〜16:00(12:30開場)
場所:もくせい会館 2階 第1会議室
      静岡市葵区鷹匠3-6-1
定員:100名(申込み順)

●講演
「外来種の定義、外来種全般の話し」西口紀雄
「麻機遊水地の希少植物と外来種の現状について」尾上元
「赤い池の正体」栗山由佳子
「あさはたの外来生物と魚」板井隆彦
「ミシシッピアカミミガメ、ペット飼育のマナー」加藤英明

●パネルディスカッション
「外来生物に対する取り組み方法」

主催:麻機遊水地自然再生協議会 湿地再生・植生管理部会
申込み先:昭和設計株式会社 担当:小野、山梨
電話番号:054-248-5284 ファックス番号:054-247-6658
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2013年 静岡市生物多様性市民フォーラム分科会2

外来生物について考えよう!!〜麻機遊水地の外来カメと、ペット遺棄問題について〜

静岡市の「麻機遊水地」では、ペットとして飼われていたカメが捨てられ定着してしまい、もともと生息していたカメや植物などへの悪影響が問題になっています。 今回の市民フォーラムでは、麻機遊水地における外来カメの生息状況調査や対策に取り組んでいる学校や活動団体の方々の取組事例紹介を中心に、外来種問題やペットの遺棄問題について、意見交換を行います。

日時:平成25年11月13日(水)18:30〜20:30
場所:静岡市役所清水庁舎 3階313会議室(清水区旭町6番8号)
対象:どなたでも
申込:平成25年10月25日(金)から受付開始。
   電話で市清流の都創造課までお申込みください。

内容
@麻機遊水地での外来カメの生息状況について
A意見交換会ほか

講師:加藤英明
ミシシッピアカミミの生態と麻機遊水地における本種の分布、自然生態系に与える影響について紹介する。また、野外における外来カメ類の防除方法とそれに対し今後必要とされる地域連携について説明する。

静岡北中学校・高等学校
麻機遊水地第3工区におけるミシシッピアカミミガメの生息状況や個体群構成の経年変化から推測される遊水地の将来について発表する。また、アンケート調査から明らかになったミシシッピアカミミガメの野外への侵入経路と愛玩用に扱われるカメ類の現状について紹介する。

静岡市生物多様性市民フォーラム.アカミミガメ対策.jpg

アカミミガメを飼育する場合は、終生飼養をお願いします。
また、野外に逃げられないように気をつけましょう!
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麻機遊水地に生息する外来種捕獲作戦!2013

麻機遊水地に生息する外来種捕獲作戦!
麻機遊水地第一工区の池の水を抜きます!遊水地ができてから初めての試みです!
池の環境はどうなっているの?どのような生き物がいるの?
遊水地ではアカミミガメなどの外来生物も多く確認されています。

麻機遊水地外来種捕獲作戦2013.jpg

今回の試みは、今後の麻機遊水地の管理に役立ちます。


日時:平成25年11月3日(9:00-12:00)
場所:麻機遊水地第一工区
参加費:無料
申し込み:不要
主催:巴川流域麻機遊水地自然再生協議会
共催:静岡県静岡土木事務所、静岡市緑地政策課、静岡市清流の都創造課、静岡市動物指導センター

麻機遊水地で活動する各団体のパネル展示や野鳥観察、工作などの昔の遊び体験、クイズラリーなどもあります。

タモ網とバケツを持って集合してください。
フナやメダカなどの在来生物を、みんなで一緒に救出しましょう!

当日、外来生物と在来生物が区別できる資料を配布します。また、生き物に詳しいお兄さんやお姉さんからの説明もあります(静岡大学、東海大学、静岡北中学校・高等学校)。新しい発見がたくさん!

※アカミミガメなど危険な外来生物に触れることはできません。また、外来生物を持ち帰ることはできません。
麻機遊水地水抜き 1.注意事項.jpg
持ち帰ってはいけない外来生物の紹介!生き物との正しい付き合い方を知ろう!

麻機遊水地水抜き2.捕獲.jpg
みんなで生き物探し!どんな魚がいるかな?

麻機遊水地水抜き.jpg
大きなライギョを捕獲!外来種に対する適切な管理が必要です。

麻機遊水地.魚.jpg
コイやゲンゴロウブナ(内地産外来種)を記録。在来種で最も多かったのはモツゴ。ナマズやドジョウなどは極わずかで、個体数が少ないことが明らかに!メダカは0個体..

麻機遊水地水抜きポンプ.jpg
3年間手つかずの池の水をポンプで抜くと..泥が多く溜まっていました。強い臭いが発生!
さらに生息している生き物も少なく..池を覆うガマなどの植物を含め、今後の池の管理に課題が残ります。

外来産のカメは植物の茂みや深い泥の中に侵入!大変ですが、今後、罠で捕獲を試みます。
来年は罠を使って生き物調査!?ぜひご参加ください!




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静岡大学公開講座2013!

静大キャンパス探訪 「静大キャンパスの動物」
生物調査隊とキャンパスの自然を観察しよう!
講師:加藤英明(保全生態学)
静岡大学大学院理学研究科学術研究員

日時:2013年10月19日10:00〜12:00
会場:静岡大学静岡キャンパス
受講料:無料
申し込み:静岡大学研究協力課研究支援係 TEL054-238-4264

静岡大学公開講座.加藤英明HideakiKato.jpg

静岡大学公開講座加藤英明1.jpg
罠の使い方を紹介!※川や池で罠を使用する場合は県知事の許可が必要です

静岡大学公開講座加藤英明2.jpg
静岡大学公開講座加藤英明3.jpg
前日に設置した赤外線自動撮影カメラを確認。タヌキの姿が!
駐車場近くの道路脇の林には、夜の9時25分に出現していました。

静岡大学公開講座加藤英明4.jpg
ミュージアムでは、生き物を間近で観察したり、カメの骨格を組み立てたり、あっという間の2時間でした。






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