兵庫県の淡路島のため池で、アフリカ南部原産のアフリカツメガエルが大繁殖!地主さんが知らないうちに…
ため池の数多くで確認されるようになりました。
口に入る生き物は何でも食べてしまうアフリカツメガエル。
周辺ではトンボの数が減ったとの声も!
害虫を食べてくれるトンボが減ると、イネへの影響も!?
生命力が強いアフリカツメガエルは、
池を干しても、湿った地中で何カ月間も潜み…
雨が降れば島内に張り巡らされた水路を伝って移動し…
完全水棲だが、跳ねて陸上を移動することも…
たとえ大雨で海に流れ出ても、耐塩性が強く隣の河川に移動する!
野外に定着したアフリカツメガエルを放置すれば、今後、島内に広く拡散する恐れがあります。
そんな厄介な外来生物の捕獲に挑む!
捕獲されたアフリカツメガエルは、一流のシェフによっておいしい料理に仕上げられました。
注意:田畑など私有地に許可なく入ることはやめましょう。また、所有者の許可なく池の生物を捕ったり生物を持ち込んで放流したりすることはやめましょう。
<アフリカツメガエル>
・アフリカ大陸南部地域原産
・完全水棲 ※陸を跳ねて移動することがある
・体長約12p
・低温で休眠。※冬季は泥に潜る
・野外での産卵は6月頃。大きなメスは直径1.2 mmほどの卵を5000個産む
・卵は2日でふ化。幼生(オタマジャクシ)は3か月ほどで変態してカエルの姿になる
・野外では2年ほどで性成熟する
・寿命は15年以上
アフリカツメガエルは、可愛らしい顔と動きのため、全国各地で観賞用に販売されています。
しかし、長寿で飼育環境での寿命は30年とも!
購入前に、最後まで飼育できるかしっかり考えましょう。
野外に放さない!逃げられない!
取り扱いには注意が必要です。
取り扱いには注意が必要です。