アリゲーターガーは、北米原産の古代魚。“ガー“は槍を意味し、大きな口はワニに似る。全長3mを超えることもある巨大肉食魚は、まさに”槍型のワニ魚“。力強く水中を突き進むその姿は、発射されたミサイルのようです。
体表を覆うひし形の鱗はエナメル質で、硬い。日本の野外において、成体は無敵。50年以上とも言われる長い寿命を全うするまで、日本の生物を食べ続けます。メスは性成熟に10年(1.5m)、オスは6年ほど(1m)と考えられ、日本の野外で越冬可能な本種は、野外で繁殖する恐れがあります。
アリゲーターガーは警戒心が強く、危険を察知すると植物の隙間に隠れます。罠を仕掛けても、わずかな隙間を見つけてすり抜けます。効果的な捕獲方法は、池の水抜き。しかし、水が抜けない河川での捕獲は困難です。緊急SOS池の水ぜんぶ抜く大作戦第5弾、テレビ東京(2017年11月26日放送)
報道
アリゲーターガーなどを捕獲. 広報ねやがわ(平成29年12月号)など
※ガー類は2018年2月に特定外来生物に指定予定。2018年4月に輸入や飼養等の規制開始。規制開始後、6ヶ月以内に飼養個体の飼養申請が必要です。ただし、飼養許可が得られても繁殖させることは禁止されています。雌雄を分けて飼育しましょう。