ハナガメ飼育に要注意!特定外来生物に指定されます!

ハナガメMauremys sinensis.Ocadia.HideakiKato.静岡大学加藤英明ShizuokaUniversity.jpg

2016年7月以降、ハナガメの飼育が規制されます。外来生物法の特定外来生物に指定されると、2005年に指定されたカミツキガメと同等の扱いになります。許可なく飼育や販売、譲渡はできませんので、規制開始までにハナガメを飼育している人や購入する予定の人は、登録の準備をお願いします。

屋外飼育の場合は、脱走防止のためにカギ付き二重等の飼養施設が必要です。また、屋内飼育の場合は、カギ付きの部屋を用意して不特定多数の人との接触を防ぐ必要があります。
本種の繁殖は禁止されますので、登録の際には雌雄を分けたケージを用意するようにしましょう。

※ハナガメは他種のカメ類と交雑します。イシガメやクサガメとの混生飼育は避けましょう。交雑個体も許可なく飼育することはできません。本種の飼養登録を希望しない場合は、登録予定施設へご相談ください。

カメ類を野外に放すことは、動物愛護管理法において禁止されています。もちろん、日本産のカメも!


<ハナガメの特徴>
・鼻から顔、首にかけて細い縦縞模様が8本ほどある
・おとなしい性格で威嚇や攻撃のために口を開かない

野外での越冬が可能です。水辺でハナガメを目撃した場合はご連絡ください!
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