今回の調査では、市民ボランティアの協力のもと、罠を150個仕掛けます。このような調査を、同じ場所で3回行ってカミツキガメが捕獲されなければ、麻機のカミツキガメは、”以前に捕獲された個体のみだった可能性が高い”と判断できます。もし子ガメが捕獲された場合は...定着と判断します。
定着後のカミツキガメの根絶は困難ですが、毎年何度も捕獲調査を行う必要があります。
<報道>
静岡新聞「外来種カメを捕獲 市が葵区の麻機遊水地で」2015年8月24日
静岡第一テレビnews every.しずおか「静岡市麻機遊水地カミツキガメ捕獲調査」2015年9月1日
<カミツキガメ防除に大切なこと>
静岡市内では、今月8月に蒲原の民家脇で16kgのカミツキガメが発見されました。体の肉付きから、最近までペットとして違法に飼われていた個体が捨てられたか、脱走したものと推測されます。
全国各地でカミツキガメが違法に飼育されていると思われますので、多くの人にカミツキガメ調査・捕獲作業の大変さを理解して頂き、今後遺棄される個体がいなくなることを願います。
捨てられると、最初から調査やり直しです。。