レイテヤマガメ(
Siebenrockiella leytensis)。甲羅は偏平で、前方の縁甲板は大きく突出する。椎甲板はイチョウ型。甲長30pほどに成長する。幻のカメとされるが、パラワン島では古くから原住民に食され、近年まで町の市場で食用やペット用に数多く販売されてきた
1920年にフィリピンのレイテ島に棲む新種として発表されましたが、実際にはパラワン島に生息していることが1988年になって明らかになりました
未開の地が広がるパラワン島は、とにかく移動が困難である。目指すは北部の山岳地帯。その先に広がる平地には、パラワン島固有の希少なカメが棲むと聞く
湿地に生息しているマレーハコガメ(
Cuora amboinensis kamaroma)。危険を感じると泥の中に潜り、姿を消す。現在、パラワン州では許可なく野生動物を飼育することが禁止されている
著書
パラワンの自然と動物〜後編〜. 2013.ビバリウムガイド, 60: 78-81. 加藤英明.
(概要:レイテヤマガメ
Siebenrockiella leytensisの現状調査, 記載と再発見の歴史, ドゥマラン島のカメの生態. ノコヘリマルガメ
Cyclemys dentate, マレーハコガメ
Cuora amboinensisなど)
MOVE「は虫類両生類」. 2013. P38. 矢部隆・加藤英明