研究対象とする動物は、魚類から両生類、爬虫類、哺乳類と幅広く、形態形質やDNA塩基配列などにおける変異をもとに、系統や進化、生物地理、保全に関する研究を行います。
例えば、淡水カメ類では、日本の固有種であるニホンイシガメの現状調査を行い、絶滅が危惧される地域個体群の効果的な保全方法の確立に向けた取り組みを行っています。
身近な生き物を見分ける力、環境を評価できる力を身につけ、さらに、外来生物が在来生物に与える影響の調査を通し、国内外の様々な生き物との正しい関わりを学び、伝えることのできる人材を育成します。