図鑑MOVE「は虫類・両生類」を楽しむ!<サンショウウオ>

フィールド調査から知る世界
ヒダサンショウウオHynobius kimurae加藤英明Hideakiakto.1.jpg

身近な山にもすんでいます!
日本には、サンショウウオのなかまが20種ほど生息しています。多くの種は気候が涼しい山にすんでいて、夜に活動するため、なかなか出会うことはありません。それでも、サンショウウオに出会う可能性が高くなる時期があります。繁殖期です。サンショウウオは水中で卵をうむため、繁殖期になると沢の周辺に集まります。石や倒木の下をのぞいてみましょう。休んでいるサンショウウオを見つけることができます。

サンショウウオは、沢の岩の隙間などに卵をうみます。卵は1か月ほどで孵化し、幼生の大きさは2cmほどです。幼生には、えらがあり、水中でえら呼吸をします。

私が住んでいる静岡県には、ヒダサンショウウオやアカイシサンショウウオ、ハコネサンショウウオなどがすんでいます。標高1000mほどの沢をのぞいてみましょう。黒くて小さな幼生が、チョロチョロと泳ぎ、岩の下に隠れる姿を見ることができます。

サンショウウオのなかま
涼しい山にすみます。成体は陸で生活しますが、卵と幼生は水中で育ちます。幼生の期間は種類によって異なり、4か月から2年以上です。サンショウウオが育つには、一年中水がある環境が必要です。
(図鑑MOVE「は虫類・両生類」:146、147ページ)

サンショウウオを飼育するためには、温度を20℃前後に保つ恒温器が必要です。山から持ち帰らず、そっと見守りましょう。
※冷蔵庫では気温が低すぎて寒く、餌を食べることができずに死んでしまいます。
| このブログの読者になる | 更新情報をチェックする