ナミブジムグリトカゲTyphlacontias brevipes
全長は最大13p。
胎生で、2月から3月の間に5cmほどの子どもを1−3匹産みます。
砂漠の砂をよく見ると、何やら砂が動いた跡が。くねくね曲がっていて、まるでヘビが移動したときにできる跡のようです。正体はわかりませんが、何か生き物がいたのでしょう。その痕跡をたどってみると、途中で消えていました。消えた場所を深く掘ってみると。。なんとジムグリトカゲを発見!
砂漠に残った不思議な跡は、ジムグリトカゲが砂の中を移動した時にできたものでした。
ジムグリトカゲにはあしがなく、砂の中で体をくねらせて動きます。アフリカ南西部のナミブ砂漠にのみ生息する、希少な生き物です。
一般的に、“砂漠には生き物が棲んでいない“と思われがちです。しかし、灼熱の砂漠にも、数多くの生き物が暮らしているのです。